熟年層が終活として対応する項目に注力
END OF LIFE
遺言書作成・遺産分割協議書作成・不動産関連などの名義変更といった標準的な遺産継承業務と合わせ、近年の高齢化でニーズが高くなっている、任意後見・家族信託・エンディングノートといった、熟年層が終活として対応する項目にも力を入れております。亡くなる前から亡くなった後までトータルでサポートしており、つくば近隣の方々を誠心誠意ご支援しますので、何から始めていいのか分からない方は一度ご相談ください。
高齢のおひとりさまの最後を法律と税金の面からサポート
「尊厳死宣言」と「死後事務委任契約」は、「その人らしい生き方」を支援するための対策です。
当事務所では、後悔しない「終活」を行えるような具体的な支援を実施しています。終活を行っていく上でのエンディング・ノートの内容から一歩踏み込んでその内容を具現化していく方法といえます。
・死後事務委任契約とは
民事信託、遺言書、任意後見契約と並行して行われることが多い様です。
上記の契約では、生前の事について契約されますが、死後の事項については、記載が難しいと考えられています。
・尊厳死宣言とは
人間としての尊厳を死ぬまで守るために「尊厳死宣言」を残す高齢の方々が増えています。特におひとりさま等、親族のいない方、いても交流がなかったり、疎遠の方、遺族がいる方の場合、是非必要です。
不治の病だったり、長期間の入院加養が続いたりした場合、病状によっては延命治療の選択を医師から迫られる場合があります。自力では考えを医師に伝える事ができないような場合、前もってお元気な時に、延命治療の選択を文書にて決めておくことができます。こうすることによって、大変苦痛な延命治療を回避し、尊厳ある一生の最後を全うすることが出来ます。
さらに担当の医師を訴追から守ることも可能です。
高齢のお一人様が終活を行うにあたり「その人らしい生き方」を成就するためには前記の「尊厳死宣言」と並行して、「死後事務委任契約」を締結するのが最良の方法と思います。
「立つ鳥水をにごさず」という例えがありますが「その人らしい生き方」を求めて、気にかかるのは死後の整理の問題です。契約の内容は、受記者、受贈者、相続人、任意後見人等、信頼できる人に例えば以下のような事柄を委任いたします。
1.通夜、告別式、火葬、納骨、埋葬についての事
2.永代供養に関すること等、菩提寺との交渉
3.老人ホーム、病院等入居一時金の受領
4.行政諸官庁等への諸届出の事
5.遺品の取扱いの事
6.未払公課の支払
7.自宅の明渡しの事
以上の事柄を実行するにあたっては、多大な費用がかかるので、生前に受任者に前もって預けておくのが良いでしょう。
後悔しない終活を行えるよう支援
エンディングノートは、終活を行っていく上で、ご家族に向けての備忘録や、自身の想い・考えを伝える生前準備・生前整理では、相続に関連する生前対策・資産の把握と合わせ、引き落とし口座・クレジットカードなどの情報や、介護・葬儀・お墓関連、自身や家族のことなどを改めて振り返り、伝えるべきこと・引き継ぐべきことをしっかりまとめていきます。皆様が、残されるご家族が困らないようにしっかり対処できるようご支援します。